経営学修士号(Master of Business Administration)(MBA)取得者がビジネススクールで学ぶ知識は、魔法の打ち出の小鎚ではありません。
しかしながら、夢アカデミーは「ビジネススクール(MBA)の知識は、日本をより強くする」と考えています。
オンラインの利便性と双方向(デュアル)のコミュニケーションを並列させ、高度なビジネススキルを全てのビジネスパーソンに届けます。
経営学修士号(MBA)取得者は、ビジネススクールにおいて、以下の3つを実現するための高度なスキルを習得し、それを実際の職務に活かしパフォーマンスをあげることでキャリアアップしていきます。
しかしながら、ビジネススクールを修了しMBAを取得するには、「費用」と「時間」に大変大きな制約があります。
一方で、全てのビジネスパーソンが日々職務上の課題に接しながら、更なる飛躍を希望していると思います。
夢アカデミーは、「費用」と「時間」の制約を可能な限り取り除き、「ビジネススクール(MBA)の知識を全ての人に」をコンセプトに、全てのビジネスパーソンの仕事を通じた夢の実現を応援します。
ビジネススクールでMBA取得者が一般的に学ぶ多くの内容から、「激変する環境の中、本質を見極める目を養う」ことに絞り、全ての社会人に、「費用」そして「時間」の2大制約を感じることなく、ビジネススクールでMBA取得者が学ぶ内容と同等の知識や考え方の習得機会を提供します。
夢アカデミーは経営大学院とは異なり、社会人向けのビジネス講座です。
1999年 | ニューヨーク州立大学バッファロー校経営大学院修士課程修了、MBA取得(優等)(GPA 3.807点/4.000点満点) |
2000~2011年 | アライアンス・バーンスタイン (証券アナリスト)(Senior Vice President) |
2011~2017年 | みずほ証券 (証券アナリスト)(シニアアナリスト) |
2017~2018年 | UBS証券 (証券アナリスト)(Executive Director) |
2019年 | 夢アカデミー創設 (Chief Executive Officer) |
※ 2017年日経ヴェリタス誌アナリストランキング・商社部門1位
※ 2017年Institutional Investors誌アナリストランキング・商社部門1位
1997年にアメリカのビジネススクール(経営大学院)に留学して驚いたのは、
そのプログラムの内容は勿論のこと、ビジネススクールに入学する方の多様性でした。
同じクラスには、家族経営の花屋さんのお嬢様もいらして、とても優秀でした。
アメリカでは、町のお花屋さんのご家族もビジネススクールでビジネスを学ぶくらい、
社会に広くビジネススクールの知識が浸透していることに衝撃を受け、
またアメリカの経済活動がなぜ強いのか、その源泉を体感しました。
大学卒業後は、金融機関同士の円資金の過不足のやり取りを仲介する日本短資株式会社に就職しました。晴れて社会人生活がスタートする訳ですが、実社会ですぐに何か仕事をする知識がある訳ではないので、新卒の新人は日本の会社ではどこでもそうであるように、新人研修とOJTから始まります。同期のフロントオフィス(ブローカー・ディーラー)志望は4名でした。1年間複数の異なる部署でOJTしながら、2年目からは全員フロントオフィスに配属になるとのことでした。
ところが、バックオフィス業務に1年間のOJTで十分習熟する中、バックオフィスのあるチームりーだーが体調を崩され長期入院することになりました。その結果、当該バックオフィス業務のチームりーだーを、暫定的に私が務めることになりました。チームりーだーの入院が長期化しご復帰の目途が全く見えない中、若い私は、フロントオフィスに配属となる機会を渇望しており、部長には再三にわたり、
「バックオフィス業務のOJTで学ぶべきことは一通り勉強した」、
「早く当初の約束通りフロントオフィスに配属の機会がほしい」、
「仕事力の自信はあるので、機会は平等に与えてほしい」
と申し上げていました。
その度に部長は、
「まあ、そう焦るな。君はまだ若いんだからもうちょっと待ってほしい」、
「代役が今いないから、しばらくこのままで頼む」、
と仰っていました。極めて当然のご発言だと思います。ただ若い私には、全く不十分で納得できない回答でした。若いからこそ平等な機会に渇望していて、それが与えられないならいる意味はないと感じていました。
結局どうお願いしてもフロントオフィスへの配属の機会を頂けないので、会社を辞めることにしました。社会人生活が始まったばかりのところで辞めることにしましたが、まださして専門的な知識もなくプロフェッショナルとして食べていくあてなどありません。また、金融市場に接するようになって感じたのは、円資金市場の商品のシンプルさや、各業務の付加価値の低さで、長期的には魅力的な付加価値を創出することに限界があるとも感じていました。そこで、もっと付加価値を創出する余地がありそうな複雑な金融商品(デリバティブ)を、包括的にそして体系的に学びたいと思うようになっていました。そして、本場アメリカのビジネススクールがその場だというのは、自然な選択肢でした。
どのビジネススクールに留学するかは、様々な制約要件の中で決めていきました。私費留学ですので、自分の預貯金と親からの借金で可能な資金を考えると、経済的な州立大で(公立)あること。職務経験年数も、トップスクールでは5~6年が求められますが、私は1~2年でした。
制約要件以外に、私が希望する要素もありました。複雑な金融派生商品(デリバティブ)を勉強したいと思っていたので、該当する分野の科目があること。留学後は企業人として仕事をしていくつもりでしたが、企業人としてはどんな分野においても会計の知識は必須だろうと思い、会計のプログラムが充実していること。また、どんな分野に興味が広がるか分からなかったので、企業経営に関連する選択科目が充実していることなどです。
これらの制約要件や希望を全て満たしたのが、ニューヨーク州立大学バッファロー校(通称University at Buffalo: UB)のビジネススクール(School of Management)でした。UBビジネススクールのフルタイムMBA(2年間フルタイム)は定員200名前後でした。授業料は、2018~2019年クラスの募集要項では、州外の生徒は年間約2万9千ドルとなっており大変驚きました。私が留学した1999年当時の授業料は、2年間合計でも2万9千ドル以下でしたので、アメリカの高等教育費のインフレは相当進んでいるようです。
アメリカのビジネススクールの授業料は、年率5~10%程度で上昇しているようです。仮にUBビジネススクールの授業料が過去年率5%で上昇していたとしますと、私が留学した当時の年間授業料は1万1千ドル程度と試算されます。私が留学した当時の年間授業料は1万ドル台前半だったのではないでしょうか。さらにこの間に、住居費や生活費、教材費などのその他経費も、教育費と同様インフレが進行しています。今から留学しようとすると、2年間で総額10万ドル規模の資金負担を覚悟する必要があります。日本人にとって、ビジネススクール留学の経済的なハードルは非常に高くなっています。
UBビジネススクールでは、2年間で合計20科目の履修が単位取得に必要です。必修科目以外は、どのセメスター(学期)に何科目を履修するか個人が選択できますが、平均的には各セメスターで5科目ずつとなります。5科目というのは外国人留学生にはとても大変です。平日は毎日数科目の講義があります。1科目の予習と復習に各1時間必要だとすると、毎日講義以外に4~5時間は予習と復習に必要です。さらに各科目で課題が出されるのでその作業時間が必要ですし、グループワークがあればチームで集まって議論や作業をする時間も必要です。これを全てやろうとすると、文字通り平日も週末も休みなく、起きてから夜中まで、勉強や、課題、グループワークなどであっという間に時間が過ぎていきます。
これだけの負担となるのは、目を通ないといけない資料の数が膨大にあるからですが、外国人留学生の読む時間はアメリカ人の生徒に比べれば格段に遅いことも要因です。この差はどうしようもありません。休みたければ、妥協して読む量を減らすしかありません。読む量を妥協せず減らしたくなければ、外国人留学生は、アメリカ人以上に時間をかけるしかありません。
こんなことがありました。ビジネススクールに同じタイミングで留学し、最初のセメスターだけ寮のルームメートとなったアジア圏の国からの留学生がいました。違うクラスでしたが、当初は、とても明るく、ビジネススクールで生き残れるようにお互い頑張ろうと誓い合っていました。ところがセメスターが始まると、生半可な努力ではサバイバルできません。すぐに、あんなに明るかったルームメートが、明らかに変調をきたしてきました。ふさぎ込むだけではなく、目つきは異常になり、独り言を言うようになり、言動が明らかにおかしくなってきました。ビジネススクールのプレッシャーに圧し潰されてしまったのです。
私は、勉強のほとんどの時間をできるだけ図書館で過ごすようにして、あまり接しないようにしたのですが、寝るときだけは寮に戻らざるを得ません。ルームメートは、飲んだコーラの瓶を部屋のベッドの下に置きっぱなしにしていたので、彼の気がふれて、寝てるときに瓶で頭を殴られて殺されるんではないか・・・とか、ただでさえ勉強で大変なのに余計なことで神経をすり減らし、結局私は寮からは最初のセメスターで出ることにしました。
ビジネススクールでは、辛いこともありますが、いいこともあります。人物に優れたかけがえのない仲間達との出会いです。そんな中にダイアンという優秀でとても明るく姉御肌のアメリカ人女性がいました。ダイアンは地元の家族経営のお花屋さんのお嬢さんです。ダイアン一家の経営するお花屋さんに招かれたことがありますが、ちょっとした植物園のように癒されるとても雰囲気のいいガーデンが印象的でした。ダイアンは、サマースクールで履修した科目で同じグループとなりましたが、とても優秀で自然にグループのリーダーとなり、大変頼りになりました。
留学前の私は、アメリカのビジネススクールというのは、大企業の特別な限られた人が学びに来るところだと思っていましたが、アメリカでは、町のお花屋さんまでビジネススクールに勉強に来ているという事実にとても驚きました。アメリカでは、ビジネススクールは特別な人のものではなく、あらゆるビジネスパーソン(大企業に勤めている人から、町のお花屋さんまで!)が自身の接する仕事上の課題に対するソリューションを見出し、自分の仕事をより良くするため、そしてさらに発展させるために、広く誰もが学んでいるということを知り大変衝撃を受けました。
アメリカの豊かさ、企業の強さ、収益力の強さ、進取の気風、その日本と比べた彼我の差の根本的な要因を垣間見た気がしました。もし仕事をする誰もがビジネススクールの知識や考え方を学ぶ機会があるとしたら、きっと日本はより強く豊かになるはずだと確信したのは、ビジネススクール留学でダイアンに会ったことが原体験になっています。
不安だらけで留学してから2年がたち、ビジネススクールの卒業式を迎えました。通算の成績はGPA 3.807点となり、めでたく優等(with distinction)でMBAを取得することができました。優等は、成績上位15%程度しか授与されないため、外国人留学生で授与されたのは少人数でした。ビジネススクールでは、個別の知識やツールの使い方に留まらず複合的な要素を組み合わせより本質的に重要な最適解を考えること、不確実な未来図の中でアイディアの幅を広げる構想力、そして方向性が決まったら果敢に挑戦し達成しようとする実行力、この3点の重要性を学んだことが一番の収穫でした。留学中にはあまりの過酷さで500円玉大より大きな円形脱毛になっていましたが、何物にも代えがたい経験となりました。
帰国後は、米国系の資産運用会社大手のアライアンス・キャピタル(現アライアンス・バーンスタイン)を皮切りに、みずほ証券、そしてUBS証券と合計約20年間証券アナリストとして、商社業界を中心に担当しました。その中で、担当企業、或いはその競合のグローバル企業の経営などを見ていて、企業経営の中で価値創造が阻害されている場合があることに徐々に問題意識を持つようになりました。「日本企業はもっと良くなれるのにもったいない」との思いです。そこで、2012年以降、あるべき経営の方向性について、特に資本配分最適化と新しい事業を創出することの重要性を一貫して訴え続けて参りました。
私の企業経営良化への地道な啓蒙活動が評価されたことや、実際に企業経営の抜本的な方針変化とその後の株価の上昇を見ることができたこともあり、2017年の証券アナリスト・ランキングにおいて、担当する商社業界部門で日経ヴェリタス誌及びInstitutional Investors誌共に1位を頂くことができました。資本市場の参加者として果たすべき任務を全うできたのではないかと思います。
日本の企業経営が少なくとも一部には顕著な変化が見られ、そしてそれが恐らく一時的な事象ではなく持続するものであろうとの確信を深める中で、新たなミッションを感じるようになりました。企業経営・・・これを各現場レベルに落とし込めば、事業部門の戦略や、各担当者レベルではその遂行を意味しますが・・・もし日本のビジネスパーソンの誰もが広くビジネススクールの知識をもっと手軽に得られるなら、日本はもっと強く豊かになり、従業員を含む全てのステークホルダーがより幸せになることができると思うようになりました。
しかしながら、ビジネススクールでの履修には、フルタイムMBAの場合、2年間という長い時間と多額の費用を投資する必要があります。普段日々の仕事や生活がある中で、2年間を勉強だけにあてることは全ての人にはとりにくい選択肢です。また、多額の費用も大きなハードルになります。一方で、英会話を学ぶ人はとても多くいらっしゃいます。適度な時間と適度な費用であれば、自身の向上への学ぶ意欲は誰にでもあるものだと思います。
約20年間の証券アナリスト生活の間、常に感じていたのですが、なぜ日本ではビジネススクール(MBA)が極一部の人のものなのでしょうか。その本質的な知識が、もっと全ての人に手の届くものであれば、皆がより幸せになり、そして日本はその分もっと強くなれる筈です。そこで、約20年間の証券アナリスト経験を通じて国内外の多くの企業経営の良い点や改善点を見て、企業経営改善への提言をし、またその効果を見てきた経験を、今度は日本の全てのビジネスパーソンに還元したいと思うようになりました。そして、それは時間的な制約や費用の制約なく、誰にでも手の届くものであるべきだと考え、2019年夢アカデミーを設立致しました。
1999年にアメリカのビジネススクールを優等で卒業し、経営学修士号(MBA)を取得した後、
2000年からは証券アナリストとして、機関投資家並びに証券会社で2018年までの約20年にわたり、
国内外の多くの企業の経営を分析し、経営の在り方の提言もして参りました。
また企業経営の巧拙に対する市場の冷徹な評価も見てきました。
そのような中で、日本企業がグローバル企業に対して、付加価値の創出で劣後するような局面を見ることもあり、
ビジネススクールの知識の本質が日本企業の全てにより広く浸透すれば、日本はさらに強くなると確信しました。
ビジネススクールで学ぶ上での一番の制約は、高額の費用と時間の確保だと思います。
多くの社会人にとって、ビジネススクールを修了するまでに要する費用の負担や、フルタイムで2年間、パートタイムでも2年間夜間や週末を勉強に充てるのは、日々の生活もある中で大変な負担で、誰でも確保できる訳ではありません。
夢アカデミーでは、重要な本質に絞ることで、英会話スクールを下回る費用と、週1コマ単位での受講を実現し、ワークライフバランスを実現しながら、どなたでも、時間と費用、地域の制約なく、ビジネススクールと同等のスキルや考え方の習得をオンラインで実現します。
アメリカのビジネススクールに留学する場合、
2年間仕事を離れるほか、
学費600~1,300万円、滞在中の生活費400~900万円、
合計1,000~2,000万円もの高額の費用が必要となります。
国内のビジネススクールでは、
2年間の学費・諸経費で300~450万円程度の費用が多いようです。
日本国内から海外のMBAを通信制で取得する場合、
300万円程度(教科書代除く)の費用で提供されているプログラムがあるようです。
夢アカデミーでは、本質に絞り、オンラインの利便性を活用することで、
全15科目を受講した場合でも、総額30万円(教科書代含む)(税抜き)に抑制。
単科(受講料2万円~)、サブスクリプション(月額受講料1万円~)、など
柔軟なプログラムにより、いつでも気軽に始めることが可能。
そして、選考試験無し。最終学歴不問。
全ての社会人に、ビジネススクールの知識を学ぶ機会を提供します。
MBAプログラムと夢アカデミー総費用比較(百万円)
夢アカデミーは、全てのビジネスパーソンの仕事を通じた
夢の実現を応援したいと考えています。
自身の成長や発展に、まず英会話を習おうという社会人はとても多いでしょう。
実際に多くの英会話スクールが講座を提供しており、グループレッスンなら、
夢アカデミーの1コマに相当する40分換算で、
オンライン形式を含めて 2,500~4,500円程度で受講できます。
マンツーマンのレッスンでも、同様に 5,000~10,000円程度で受講可能です。
夢アカデミーでは、ビジネススクールと同等の
スキルの習得機会となるオンラインプログラムを、1コマ(40分)換算した場合
2,000円相当~と、英会話スクールを下回る料金で提供します。
英会話スクールと夢アカデミーの講座単価比較(円/コマ)
海外ビジネススクール留学の一番の特徴は、多くの制約の中で複数の課題を同時並行で進める点です。そして異文化の中で、異なるバックグラウンドや言語を持つ仲間と切磋琢磨することで、厳しい環境下において全体最適を実現するプロジェクトマネジメント能力を養えます。言葉のハンデのある外国人がこれら全てを遂行し、そして優秀な成績を収めようとするには、相当な覚悟と努力が必要です。多くの制約の中で、異なる課題(プロジェクト)の最適解に挑戦するなら、海外MBA留学をお勧めします。
夢アカデミーでは、ワークライフバランスを実現しながら海外ビジネススクールと同等の知識の習得を目指しています。「ビジネススクール(MBA)の知識を全ての人に」をコンセプトに、「多忙な方」、「費用に制約のある方」などでも、社会人の誰もが手が届き、実のあるプログラムを提供します。
商号 | 夢アカデミー株式会社 Yume Academy Corporation |
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本社所在地 | 東京都港区赤坂3丁目11番15号 VORT赤坂見附4F cell office 赤坂 |
設立 | 2019年1月4日 |
資本金 | 750万円 |
事業内容 | 夢アカデミーのオンライン講座の運営 企業研修の運営 各種セミナーの開催 |
アクセス
銀座線/丸ノ内線/半蔵門線/千代田線/南北線/有楽町線 6路線利用可
赤坂見附駅・赤坂駅より徒歩2分
永田町・溜池山王・国会議事堂駅より徒歩5分